M5A1 Halftrack

Basekit: Tamiya 1/35

Modeller: Satoru Tsushima

アメリカ製の第二次大戦時の装甲兵員輸送車。アメリカ陸軍で採用されたM3ハーフトラックを友好国供与用に簡易に作り直したのがM5であった。

外観は似ているが、内容は大きく異なり、後部兵員搭載部分の装甲がM3では表面硬化鋼板のリベット留めだったのに対し、M5では単なる圧延鋼板を折り曲げた装甲であった。故に、M5の方が装甲厚が厚いにも関わらず、防弾性能が低下し、かつM3より重量が増加した。その為M5ではエンジン出力を向上させ、サスペンションも強化されている。

外観上の違いはフロントフェンダーが簡易な平面板で作られ、ドアの装甲板の覗き窓開閉部が裏表逆に取り付けられ、覗き窓のレールも2本のレールで挟み込む方式から簡易なU字型レールに変わっている。ドアの後端部は斜めに切り欠かれている。ライトガードは簡易なものに改められ、英軍使用車両の中にはライトガードも純正ライトも撤去し、大型の防空灯一個に換装されているのもある。そして後部装甲板はM3が直角なのに対し、M5では鋼板を折り曲げている為、角が丸くなっている。

ヨーロッパに広く供与されたせいもあり、1950年代〜1970年代の戦争映画に出てくる米英軍のハーフトラックは、殆どこのM5であり、ドイツ軍の装甲車に偽装された映画仕様も殆どM5がベースであった。

M5とM5A1との違いはM3同様に防弾装甲機銃架が付いているのがA1である。