Bantam BRC-40

Miniart 1/35

Modeller: Satoru Tsushima

1941年、ジープの元祖・バンダム社が1940年に作られた初の量産ジープ・マークIIに続いて生産性を良くする等改良を加えたモデル。しかし、採用した米軍では小さな会社であるバンダム社が有事に必要定数生産出来るのかを疑問視し、ウイリス社やフォード社に同じものを作るよう依頼していた為、折角の新型バンダムBRCは「他社と混ぜて装備すると整備性に支障をきたす」ので、一部を本土の訓練用に残して殆どを英国・ソ連に引き渡した。ジープの元祖なのに、いくら効率がいいからと云ってもあまりイイ思いはしなかった不運のモデルである。だが、ソ連ではこの車両を大変気に入り、この車両を元にGAZ-76を作り上げている。いわば、ジープの元祖どころか「世界の小型4WD」の始祖とも云える。車両は、各部が改良されたウイリスMBと比較すると作りが複雑で、いかにも初期のジープという感じを受ける。

☆キットは2008年に販売された「ミニアート」製。大変良く出来ており、組むだけなら1日で終わるが、簡易インジェクションということもありバリも多い。だが、逆に言えば簡易インジェクションの割には部品の合いは良好だ。

仕様は有り得ない「米軍第二次大戦後期仕様」と、メジャーな「ソ連軍仕様」があるが、私好みの英軍仕様にしてある。英軍仕様は助手席にブレンガンを装備しているが、つけ方が極めて特殊で分からないのでやめた。なおヘッドライトは英軍の場合はメクラにしてあり、片側は夜明灯に変えてある。